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最近シムズでも進撃が盛り上がってて嬉しい(´▽`) 因みに「リヴァイ ネタ画像」で検索したら、腹筋駆逐された。私は笑いの沸点低い上に、お気に入りキャラがネタとして弄られているの大好きです。クラピカのEDの変な顔並に、色んなところに兵長の顔が貼り付けられている上に、ミルキに似てるとか否定できない。へいちょーってば愛されてるな。なんてやたら○越シェフが巨人の顔になってんだろ?
 
で、私も兵長作ってみたくなって、あの刈上げヘアーを作ってみようとしました。が、あの刈上げ部分は一体どうすればwww 基本的には髪の流れはちゃんとわかりやすい髪形なんですが、刈上げがw こういう場合EA的にはスカルプテクスチャに刈上げ描くのが多分正攻法なんだろうけど。スカルプを使うとなるとフォルムのボリューム調整が出来ないんですよね。しかもこう、ガチで思いっきり刈り上げていいものか。ソフトに短い髪を抑え目につけた方がいいんじゃないの?みたいな。
 
だめだ、ネタ画像に色々持ってかれて集中できないw

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着々と詰みDVD消化中。因みにあとから「モールス」も観ました。両方ともヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト原作の小説「morse」を映画化したものです。「ぼくのエリ(トーマス・アルフレッドソン監督)」が2008年で原作通りウェーデンが舞台のヨーロッパ映画、その後2010年にアメリカを舞台に変更を加えた「モールス(マット・リーヴス監督)」がハリウッドでリメイクされました。内容はいじめられっ子の12歳の少年と、吸血鬼(見た目年齢12歳)の物語。個人的な好みとしては「ぼくのエリ」の方が好きです。ただ、両方観てみると、ヨーロッパとアメリカで、同じシーンでも演出の違いとかが面白い。「ぼくのエリ」を観てから「モールス」を観ると、「そうそう、ハリウッド映画ってこういう演出だよね!」ってしみじみ思います。「モールス」の方が一般的に分かりやすいといえば分かりやすいのですが、このストーリーが持つ独特の雰囲気をより再現できているのは「ぼくのエリ」の方かと思います。
 
なんだか邦題がどうみてもB級映画臭ですが、何気に「ぼくのエリ」は隠れた名作かと思います。ただし、映倫と配給元が若干やらかした点があるので、見終わったらネタバレとか読んだほうがいいです。主人公の少年が白い。まあ白豚なんて苛められているんですけど、ザ・北欧の子供!って感じなのです。これはただ単に白い子を使ったっていうより、色を意識してるんですよね。雪におおわれた真っ白な世界と、血液の赤との対比。白と赤を意識的に使ってるみたいです。余談ですがちょっとアルミンが実写化されたらこんな感じか?って思いました。
 
吸血鬼エリがすごく印象的でいい感じ。あの眼差しは魔力がありそうです。エリは全部分かった後だと、「うん、確かにそうにも見える!」なんですよ。この点「モールス」だと、何百年生きてきた(ピー)という感じが弱く、普通の女の子に見える。また、捕食するシーンも演出過剰で作り物っぽいと思ってしまうんですよね。両作品とも、ホラー映画っぽいシーンがあるのですが、この部分の演出の違いがまた見物。「ぼくのエリ」は結構淡々とホラーシーンを入れてきます。ただそんなに特殊メイク的なこともせず、目とか変に光ったりしないのでそこが逆にリアルです。でも、空腹具合でやつれたりするメイクはしっかりやってます。「モールス」の方はザ・ホラー映画って演出で来るので、確かにドキドキビックリするんだけど、わりとガッツリ手を入れているので「ああ創作だな」って感じがしなくもない。
 
特にラストシーン、というよりクライマックスの場面が「ぼくのエリ」は良かったと思います。敢えて明るいライティングで、それが終わるまでずっと主人公視点だったところとか、くぐもった音声、あの水中のシーンはとてもよい。優れた絵画をそのまま動画にしましたって感じ。そして主人公の表情と、エリの眼差しが全てを物語っている。やがて物語りは静かに幕を閉じるわけです、ふたりのこれからを既に暗示しながら。因みに「ぼくのエリ」は原作者が脚本を手掛けており、多少原作と異なる点、というか省略された点があるものの、そこが逆にいい感じに仕上がっています。うーん、ともかくこれは是非観て欲しい。
以降ネタバレ含みますが、原作ではエリの養父はぺドフィリアでエリを養う代わりに、触らせて☆という変態設定です。映画ではこの点が省略されたため、ちょっと可哀想だけど命懸けでエリを守ろうとするピュアな老人として生涯を終えます。因みに原作ではエリに噛まれたあと吸血鬼化し、理性がぶっ飛んだストーカーモンスターになるそうです。ちょっと、有り勝ちなB級ホラー映画みたいでイヤですね。「モールス」の方も既に子供の頃から知り合っていた設定なので、そもそもペドじゃない。また、映倫がやらかした点というのはエリの下半身にぼかしを入れちゃった点です。エリ自身「私は女の子じゃない」と言っている様に実はエリは去勢された男の子なんですね。なので、ぼかしの下には切り取られた傷跡があるんです。確かに局部が写るのはまずいですが、切り取られた傷跡だけならメイクなわけだし・・・ぼかす必要があったのかどうか。またこのシーンでは主人公の少年がエリの本当の性別を知るという大事な局面です。つまりエリが女の子じゃなくても同じように好きだった、という言葉を証明することに繋がるわけです。が、ぼかし版だと普通に「女の子の下半身見ちゃった☆うわお」という下世話なシーンに見えてしまうので、だいぶ物語に影響を与えてしまうという。「モールス」の方では下半身のカット自体が無い(着替えを覗くシーンはあるけど)。こっちはぼかしどこかカットしちゃったっぽい。なので、着替えを覗くというシーン自体に意味が無い。変に下世話な印象になるよりかはいいのかな。
 
興行収入的には「モールス」の方が大きく、「オリジナル版(ぼくのエリ)を超えたリメイクだ!」っていう批評が多かったそうなんですが、私はそうは思いません。なんだろう、ハリウッド版は何か重要なスピリッツが足りない気がする。「モールス」は確かにわかりやすい構造なんですけど、パソコン印刷のフォントと、書道家が書いた字みたいな相違があるんですよね。設定以外にも「ぼくのエリ」と「モールス」では細かい点で相違はありましたが、基本的にはほとんど一緒、なんだけど何か足りない。いっそのことハリウッド版は原作通りストーカーモンスター化のほうを採用すればよかったのに。映画としてガラリと変わるけどそのほうがハリウッドらしい。吸血鬼化する女性のところも、オリジナル版の猫に襲われるカオスっぷりとか、女性が自ら消滅を望むところが(モブの女性の善良さを現わしていて)よかったのに、ハリウッド版だと訳も分からぬまま看護婦まで巻き添えという顛末。ほとんど一緒なのに、こういう細かい描写が粗雑に描かれている印象かな。
そんなわけで、オリジナルの「ぼくのエリ」を推したいと思います。「ぼくのエリ」を観終ってから、おさらい程度に「モールス」を観て、演出の違いなどを観察すると色々と面白いと思います。

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